本気の経営計画なら継続MAS

中期経営計画書

黒字決算実現のためのPDCAサイクルの定着

毎期、黒字決算を実現するためには、業績管理(PDCA)メカニズムを社内に組み込むことが重要です。

そのために、「中期経営計画」に基づく「短期経営計画」の策定、および「月次巡回監査に基づく計画」と「実績の検証」をご支援します。

さらに、問題点の発見・対策を検討する四半期ごとの「業績検討会」を実施し、業績管理体制の定着をご支援します。

PDCAサイクル

中期経営計画の策定

「中期経営計画」により、貴社の進むべき方向性を明確にし、「いま何をなすべきか」を明らかにします。

貴社の過去の財務データおよび同業他社と比較・分析を行い、貴社の強みと弱みを明確にします。

そして貴社の経営理念、経営方針に基づいて、経営計画を策定していきます。

経営計画の策定

同業他社比較により現状分析を行い、貴社の強みと弱みを明確にします

同業他社(黒字・優良企業)との比較には、「TKC経営指標」(BAST)を利用します。

「TKC経営指標」(BAST)は、TKCシステムを2年以上継続利用している中小・中堅企業(年商100億円以下)の経営成績と財政状態を分析したものです。

TKC会計人が毎月継続して実施した巡回監査と月次決算により作成された会計帳簿を基礎とし、そこから誘導された決算書(貸借対照表および損益計算書)を収録データとしています。

これだけの精度と速報性を持つ中小企業の経営指標は、世界にも類例がなく、税務当局、金融機関等から高く評価されています。

「TKC経営指標」(BAST)の「目標モデル」(黒字中位グループ、黒字企業平均、優良企業平均)を基に、「自社モデル」(貴社のあるべき姿)を導き出し、貴社の問題点を分析します。

同業他社比較

現状分析の結果を踏まえ、将来5カ年の中期経営計画を策定します

「現状分析」で確認した「自社モデル」を目標として、将来5か年の計画を策定します。

具体的には、

  • 売上高・限界利益計画
  • 設備投資計画

といったこと等を行います。
(他には、新規設備投資にかかる借入金返済計画といったようなものもございます。)

売上高・限界利益計画は、以下の4つの切り口から戦略を立案します。

売上高・限界利益計画の4つの切り口
  • 市場深耕戦略
  • 新市場開拓戦略
  • 新商品開発戦略
  • 多角化・事業転換
売上高・限界利益計画

設備投資計画では、以下のような計画を策定できます。

設備投資計画
  • 設備投資計画にかかる費用
  • 経営革新(新たな取り組み)プロジェクトにかかる費用
  • 資産の売却・除却等
設備投資計画

5か年経営革新計画書

5か年経営革新計画書の項目は、以下のようなものとなります。

5か年経営革新計画書の項目
  1. 経営方針について
  2. 商品/市場戦略について
  3. 成功の条件について
  4. 5カ年目標変動損益計算書
  5. 5カ年目標貸借対照表
  6. 5カ年予測キャッシュ・フロー計算書
  7. 経営目標達成のための行動計画表
  8. 借入金返済計画表
  9. 売上高計画グラフ
  10. 売上高・総費用推移グラフ
  11. 自己資本推移グラフ
  12. 株主資本推移グラフ
  13. TKC経営指標(BAST)
5か年経営革新計画書

短期経営計画の策定

「中期経営計画」に基づき、「短期経営計画」を策定します。

計画の策定にあたっては、「中期経営計画」で策定した目標損益を「短期経営計画」に落とし込みます。

短期経営計画の策定方法

より詳細な経営計画の策定もご支援します

利益計画・設備投資計画・資金繰り計画などを策定し、計画をより詳細に作成することも可能です。

利益計画
  • 勘定科目別の積み上げ計画
  • 商品別・得意先別の売上高計画
  • 個人別の人件費計画
  • 部門別利益計画
設備投資計画
  • 新規設備投資計画
  • 既存借入金返済計画
  • 新規借入金返済計画
資金繰り計画
  • 経常収支計画
  • 財務等収支計画

短期経営計画書

次期の目標を達成するための具体的な行動計画を文書でまとめ、「短期経営計画書」を完成させます。

短期経営計画書の項目
  • 経営基本方針書
  • 重点課題
  • 目標売上高と行動計画
  • 目標変動損益計算書
  • 目標損益計算書
  • 部門別利益計画表
  • 商品・得意先別売上高計画表
  • 資金繰り計画表
  • 予測貸借対照表
短期経営計画書

「短期経営計画」策定後は、四半期ごとに業績検討会を開催し、計画と実績の差異を検証します。

そして、その原因と今後の打ち手を検討します。

「5つの質問」だけで、短期経営計画を策定することも可能

「中期経営計画」を策定せずに、「短期経営計画」を単独で策定することもできます。

その場合は、「5つの質問」に答えることで、次期の基本計画(目標損益と経常収支の計画)を策定します。

5つの質問
  • 次期の目標経常利益は?
  • 次期の売上高の伸びは?
  • 次期の限界利益率(粗利益率)は?
  • 次期の従業員給与・賞与は?
  • 次期の期末の人数(役員含む)は?

四半期ごとの業績検討会

策定した短期経営計画(予算)について、四半期ごとに業績検討会を開催し、毎月の月次決算に基づく実績との差異を検証します。

また、第3四半期業績検討会では、期末までの業績予測に基づいて、業績改善対策シミュレーションと納税予測を含めた「戦略的決算対策」をご支援します。

第1・第2四半期業績検討会

第1・第2四半期業績検討会では、予算実績差異分析・グラフ分析による業績管理と問題点発見・期末業績予測などを行います。

予算実績差異分析
計画と実績を比較・検討し、現状の問題点の発見と、その対策を検討します。
予算実績差異分析
グラフ分析による業績確認と問題点発見
29種類のグラフにより、様々な角度から業績を検証し、問題点を発見します。
グラフ分析による業績確認と問題点発見
期末業績予測
最新実績を基に、期末までの業績予測シミュレーションを行います。
期末業績の予測業績改善対策シミュレーション

第3四半期業績検討会/決算対策

第3四半期業績検討会/決算対策では、納税予測や戦略的決算対策などを行います。

節税対策と利益確保対策

決算予測と納税額の試算に基づいて、決算までに間に合う具体的な決算対策を検討できます。

黒字なら → 節税対策

赤字なら → 利益確保のための対策

対策を検討した結果、「いくら利益が圧縮されたか」または「いくら節税になったか」を確認できます。

リアルタイムな業績管理

策定した短期経営計画(予算)は戦略財務情報システム(FXシリーズ)に登録することで、最新実績と比較した予算の達成状況をいつでも確認できます。

これにより、全社および部門別の業績を迅速・正確に把握し、問題点を発見できるため、業績改善のための打ち手を早期に検討できます。

FX2「全社業績の問合せ」

FX2は、「当期」「前期」「予算」の3つの数字を一画面で要約表示し、問題点の早期発見をご支援します。

部門別業績管理

TKC継続MASシステムで策定した部門別予算を基に、経営者や部門責任者が予算の進捗状況をタイムリーに把握できます。

部門別業績管理

創業計画の策定

新しく事業を始める方のための「創業計画」の策定をご支援します。

同業他社比較による目標の分析

創業者の事業構想を基に策定した計画書を、「TKC経営指標」(BAST)の企業モデル(黒字中位グループ、黒字企業平均、優良企業平均)と比較し、計画の妥当性を検討します。

売上高計画の立案

「売上高計画」では、「誰に(得意先)、いくらで(売値)、何個(数量)、どれくらい利幅(粗利益)をとって販売するのか」を検討し、商品グループ別の販売計画を立案できます。

創業計画書

創業年度+5年の「6か年計画」を立てることができます。

創業計画書の項目
  1. 経営方針について
  2. 商品/市場戦略について
  3. 成功の条件について
  4. 創業者プロフィール
  5. 6カ年目標変動損益計算書
  6. 6カ年目標貸借対照表
  7. 6カ年予測キャッシュ・フロー計算書
  8. 経営目標達成のための行動計画表
  9. 借入金返済計画表
  10. 売上高計画グラフ
  11. 売上高・総費用推移グラフ
  12. 自己資本推移グラフ
  13. 株主資本推移グラフ
  14. TKC経営指標(BAST)
創業計画書

TKC継続MASシステムでご支援します

TKC継続MASシステムは、経営者のビジョンに基づいた中期経営計画と、次年度の業績管理のための短期経営計画の策定をご支援します。

さらに、計画と実績の検証を継続的に実施し、問題点の発見・対策を検討する業績検討会や戦略的決算対策の開催により、貴社のPDCAメカニズム構築をご支援するTKC会計事務所専用のシステムとなります。

TKC継続MASシステム
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